無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

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2009年3月31日火曜日

播種の試運転

今日は第一回目の播種をした。

といっても200枚程播いただけで試運転というところだ。

今年は播種機に潅水装置を取り付けてみた。
それのセッティングに時間が掛かった。

今までは育苗器に満パイ分・570枚を、
積み込む前に潅水していたので、それだけで3時間程掛かっていた。

今回から播種と同時に潅水できるので、だいぶんと楽になると思う。


明日は、1000枚程播く予定だ。

息子二人がこちらにいるのも明日だけなので、なんとしても少しでもやらせておきたい。
そういう予定はしていても、肝心の催芽が出来ないとどうしようもない。

予想よりも催芽に時間が掛かっているので、どうなることやら・・・。

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2009年3月30日月曜日

無農薬の雑草対策とトラブル処理

無農薬の米作りの雑草対策として、
米ぬかを使っている。

米ぬかを雑草対策に使うには、田植直後に100~200キロを散布する。

今年はちょっと試しに田起こしの時に3分の1程度を散布して、残りを田植と同時に散布する方法を一部の田んぼで試してみることにした。

田起しの時に散布することで期待しているのは、トロトロ層が増える可能性だ。

トロトロ層が増えることで、雑草の種子はその下に沈みこんで芽を出すことが困難になるという算段だ。

そういうことで、昨日は日曜日ということもあり、近所に住む弟にトラクターで米ぬか同時散布で耕起をしてもらった。


その際に、トラクターに付けてある散布機の取り付け金具か破損してしまい、今日はその部品をメーカーに取りに行き、修理をした。



トラブルは重なるもので、2台の催芽器が水漏れを起し、それも修理。
育苗器を試験運転してみると、ブレーカーがすぐに落ちる。
調べてみると、ヒーターがパンクしていることが判明し、すぐに部品注文。

育苗器は試験運転で不具合が判明して不幸中の幸いということか。

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2009年3月29日日曜日

無農薬で催芽 菌で菌を制す。

第一回目の催芽を始める。

我が家では無農薬栽培なので、種子の浸種や催芽、または播種の過程に於ても一切農薬は使わない。

苗作りの段階で発生する病気は、

ばか苗病、
いもち病、
苗立枯細菌病、
もみ立枯細菌病、
苗立枯病、

などだ。

このような病気に対して、我が家の対応は、

一番に、充実した種子を選ぶこと。
自家採取した籾種を丁寧に数回選別をし、
最後に、塩水選で使用する塩水の比重を1.15に設定して、それでも沈む籾だけを使う。

2番目には、育苗に於ては、農ポリを使ってのトンネルによる保温もせずに、外気温の状態でしっかりと育てる。

この2点だけ。

これでばか苗病以外は全く問題なくクリアしている。

ばか苗病も栽培に支障が出るような発生はなく、たまに数本程度出ていたところで、それも愛嬌というようなことで済ましてきた。

今年は出光興産のタフブロックを使ってみることにした。

これは、科学農薬ではなく、タラロマイセス・フラバスという植物病原菌の拮抗糸状菌だ。
有機JASでも使用を認められている。

まっ、当然と言や、当然。農薬と違うんから・・・。

その使用方法は、
一般的な農薬の種子消毒剤は違う。これも違って当然。農薬ではなく微生物なんやから・・・。

病原菌が一番増殖する時。それが催芽の時。

なぜかって言うと、催芽は水温を30度前後の状態で行うのだが、この30度という温度が病原菌が一番増殖する温度でもある。

そこで、その時に糸状菌タラロマイセス・フラバスを入れて、それが増殖することで、病原菌が増殖できないような状態を作るのである。

一般的な農薬の種子消毒剤は病原菌を殺すが、このはあくまで、菌で菌を押えるということだ。

さて、その効果はひと月後に判明する。

以下の画像は催芽に入る前にタフブロックを使う作業手順。

その後20~30時間ほどで催芽が出来る。と思う。









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2009年3月28日土曜日

竹の子掘り

朝から、チーム川原の勝さんが、
「留さんと竹の子を掘るけど、こうへんか?」
と誘ってくれたので、
二つ返事で竹の子掘りへ。

場所は、市子川原町の墓地を整備するために切り開いた竹薮。



地面を見ると、そこかしこに竹の子が頭をのぞかせている。



さてこの竹の子掘りはムッチャ大変だった。

1時間ほどでもう止めとこうとなった。

何が大変か。

普通、テレビで竹の子掘りといえば、
専用の鍬のようなもので、梃子の要領で簡単に掘り起こす様子が紹介される。

テレビで紹介されるような竹の子専用の竹薮は手入れが行き届き、
籾殻や砂などを入れて土がふかふかなので、簡単に起こせるが、

この竹の子掘りは、竹の子の周りをツルハシとスコップで緩めてからでないとまったく掘れたものではない。

それでも無理をして抉るとスコップが折れそうになるぐらい。




晩ご飯には、その竹の子が並んだ。



一杯飲んでから、自治会館建設委員会に参加。

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2009年3月27日金曜日

苗代かじりをしようと意気込んではみたものの・・・

あれもこれもと、やらなければならないことが押し詰まってきて、
焦りに似た心持の今日この頃だ。


さて今日はというと、

こまめで砕土をしようと倉庫の奥から引っ張り出してきたものの、
ガソリンを入れてエンジンを掛けようとしたが応答無し。

これで、今日の予定は大幅に狂ってしまう。

仕方なく、修理。
キャブを取り外してオーバーホール。



何とかエンジンも掛かりこれでスタンバイOKと思いきや、

「畑に置いたるこまめのエンジンが掛からへん」と嫁はん。

仕方なくそれの修理。

そして、もう一台。

計3台を修理していたら11時半を回ってしまった。

もう、段取り無茶苦茶。


昼からは客があり、

苗代をかじり始めたのは午後3時を回っていた。

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2009年3月26日木曜日

発芽玄米、D×C対ファン○ル

D×Cとファン○ルの発芽玄米食べ比べをしてみた。

只、炊飯器が同じもので無いので、
今回の結果だけでは判断できないことを先ず宣言しておく。


ということで、
それぞれの発芽玄米を我が家のヒノヒカリに混ぜて炊飯してみた。

実際は100%発芽玄米で食べ比べるのが一番明確にその差が分かるのだが、
ファン○ルの発芽玄米を何回か食べていて、
100%というのはちょっと無理という結果を我が家に於ては出しているので、
ヒノヒカリ1、発芽玄米1の割合の50%で食べ比べてみることにした。

●D×C発芽玄米:ヒノヒカリ=1:1
 使用炊飯器:パナソニックHI炊飯器

●ファン○ル発芽玄米:ヒノヒカリ=1:1
 使用炊飯器:サンヨーマイコン炊飯器


炊飯器により炊き上がりの差があり、
IHの方がマイコンよりも美味しく炊き上がる。
また、けっしてメーカーの差では無いことを言い添えておく。

前置きが長くなったが、結論として

炊き上がりの光沢やモチモチ感は、HIで炊飯したD×Cの方が上のように思えた。

食べてみると、ヒノヒカリの白米の中でそれぞれの発芽玄米を噛むと、プチプチというような感覚では無く、ブツブツといった方が当てはまるようで、特にHIで炊飯したD×Cの方がその感じが強く思えた。

最終的にどっちが良いかは、次に炊飯器を変えての比較してからのお楽しみとしておこう。

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2009年3月25日水曜日

有機農家とオタクのコラボで米

ニュースの見出しを見て、
「オタクが有機農家を支援?!」って、なんやねん。


オタクと言えば○○オタクや××オタクというようなのを想像するのが普通だが、
今回はそういうオタクではなく、
ニュースのオタクは住宅リフォームの中堅企業のオクタ。

オタクさん、失礼しました。ペコリ(o_ _)o))


このオタクさんは
社員に持続可能な社会や食糧問題について学ぶ機会を提供するという、高尚な理念で有機農業転換プロジェクトを企業単位でサポートするというまことにすばらしい企業だ。

こんな企業が多く出てくると日本の農業の未来にの明るい展望が見えてくるだが・・・。
キャノンの御手洗やトヨタの奥田のようなクソにオタクさんの社長の爪の垢でも煎じて飲ませたいものだ。


FujiAankei Business i.より一部引用


埼玉県のオクタ 社員用にコメ一括購入 “地産地消”で有機農家支援

住宅リフォーム中堅のオクタ(さいたま市大宮区)は、社員の食糧確保と有機農家支援を目的に、埼玉県内の農家と有機米の一括購入・生産委託契約を結んだ。昨年秋に収穫された1.8トンを一括前払い購入するとともに、今年10月に収穫予定の新米3.6トンを生産委託した。

 「こめまめプロジェクト」と名付けられたこの取り組みは、社員に持続可能な社会や食糧問題について学ぶ機会を提供する活動の一環。埼玉県小川町下里地区が進める有機農業転換プロジェクトを企業単位でサポートする。「社員の食は会社が守る」をコンセプトとする食糧危機時代に備えた活動としても位置づけている。


全文は以下で。
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200903250094a.nwc

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2009年3月24日火曜日

今年も始まった無農薬の米作り 塩水選。

第一回目の塩水選を行った。

取引先の肥料屋さんから並塩を買って来て、先ずは適正な比重の塩水を作る。

並塩をドバッと入れる。



比重を確かめる。



通常の比重は1.13で十分とされているが、
無農薬栽培では出来る限り充実した籾種を選ぶことが基本中の基本で、
我が家では、比重を1.15で塩水選を行っている。

浮き上がった籾を取り除く。



こうして選別された充実した籾だけが我が家の無農薬の米作りに使われることになる。

ちなみに籾種は自家採取を基本としている。

農家が自家採取を放棄することは農業を放棄することに等しいとの考えからでずっとそのスタイルは変わりません。

只、間抜けなことに籾摺りに集中して種籾を取るのを忘れてしまい、気付いた時には全て玄米になっていることも。
今回はヒノヒカリがその憂き目に会い、仕方なく種子を購入した。(T∀T)

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2009年3月22日日曜日

お米の品種と作付け状況                 

平成20年産の作付け状況を紹介しましょう。

堂々の1位はコシヒカリで、昭和54年以降29年連続の1位です。
作付け割合も37.7%となっており、日本で作付けされるお米のうち4割近くがコシヒカリということです。

第2位は、ひとめぼれ 10.6%
第3位は、ヒノヒカリ 10.3%

トップ3で6割を占めることになりました。

以下トップ10を見てみると、

4位  あきたこまち 8.0%
5位 キヌヒカリ  3.4%
6位 はえぬき   3.0%
7位 きらら397   2.7%
8位 ななつぼし  2.6%
9位 つがりロマン 1.7%
10位 ほしのゆめ  1.4%

となり、上位10品種で8割を越えてしまいます。

余りにも偏った作付け状態です。

消費者のコシヒカリ信仰に安易に迎合した結果とも思えます。

もっと多様な品種が作付けされることが、本来の農業の姿だと思うのです。

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2009年3月19日木曜日

高速料金1000円、ETCだけ。現金にすると困る人たち。

今年高校を卒業した次男坊が宇部高専の4年生に編入することになり、
寮生活に必要な荷物を運ばなければならず、仕方無しにETCを付けることにした。


自分が高速を利用することは竜王-大津の区間850円を年に2、3回程度。

だからETCなんて殆ど用が無い。

しかし今回は、
竜王-宇部となると料金は11600円となる。
往復となると23200円。

こうなると、1回こっきりとしても付けんとアカンやろということに相成った。

僅か1000円のために、カード会社に申請。
そしてETCを付けに行くと在庫が無いという。いつ入荷するか未定とのこと。

間に合わんやないかい。
いらん手間をかけた挙げ句、間に合わんとは、
何で現金で1000円にしとかへんたんや、ボケ!!

思わず、ボヤキが出てしまった。




何で現金で1000円とせず、ETCのみとしたのか?

そのカラクリを解説してくれているページを見つけた。

是非みんなに知ってもらいたい。

そのページは超有名ブログ「きっこの日記」だ。

一部を転載させて頂く。ご一読あれ。

政官財によるETC詐欺の実態
民主党は「高速料金を無料にする」って言ったけど、それに対してフロッピー麻生は、十八番の「財源はどうする?」っていうバカのひとつ覚えの反論をしてから、「我々は責任政党なので民主党のように財源も示さずに法案を出すなどという無責任なことはできない」って言ったのに、ナゼか高速料金の上限を1000円にした。場合によっては、1万円を超える高速料金も1000円になっちゃうんだから、ほとんど民主党案の「無料」と変わらない。こんな中途半端なことをするんなら、民主党案を受け入れて「無料」にすれば良かったのに‥‥って、これ、実は、ものすごい裏があるんだよね。

だって、民主党の言うように「無料」にしちゃったら、どんな車でもすべてタダなワケで、自民党に29億円もの献金をしてる経団連は1円も儲からない。それで、フロッピー麻生は、経団連の御手洗冨士夫の指示通りに、「ETCを搭載してる車だけ高速料金を格安にしよう」ってことにしたのだ。皆さん、ご存知のように、ETC政策(ITS事業)は、自民党と国交省と経団連という絵に描いたような「政官財の癒着システム」が推進して来た私利私欲事業で、ETCがジャンジャン売れて笑いが止まらないのは、国交省からの天下りどもがひしめいてる財団法人「道路システム高度化推進機構」で、ここの理事長は「張 富士夫」、そう、トヨタの会長だ。そして、ここへ情報を提供してる財団法人「高速道路調査会」も、国交省からの天下りどもの受け皿としてオナジミだけど、ここの理事長は、「御手洗冨士夫」だ。

ま、詳しくは、この「国交省の天下り受け皿法人一覧」を見てもらうとして、トヨタのトップとキヤノンのトップの「2人のフジオちゃん」が儲かる仕組みになってる上に、その下にいる国交省の天下りどももタップリと私腹を肥やせるシステム、それが「ETCを搭載してる車だけ高速料金を安くする」って政策なのだ。張富士夫が会長をつとめるトヨタと、御手洗冨士夫が会長をつとめるキヤノンは、経団連を代表する企業であり、自民党への献金額は、法で定められた上限ピッタリだ。そして、トヨタやキヤノンに引っ張られる形で、他の企業も苦しいサイフをやりくりして自民党への献金を続けてる。そうしないと、自分たちのための政策をしてもらえないからだ。つまり、自民党への年間29億円にも及ぶ莫大な献金は、こうした見返りを望んでのことであり、こんなもん、誰がどう見たって「ワイロ」としか思えない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?


続きは以下からどうぞ。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090317

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2009年3月18日水曜日

「無農薬だから安心」・・・何かご不満でも!?

ikkeiBPnetでおもしろい記事を見つけた。
http://www.nikkeibp.co.jp

「無農薬だから安心」とは限らない

ほぉー。


読んでみると、無農薬より農薬を使った農産物の方が良いという。

読後の感想を一言だけ。

この研究結果を導き出した大学の教授という人のレベルが思い知れる。


以下に記事を全文掲載しますので、ご自分で判断下さいね。


「無農薬だから安心」とは限らない

 “安全”な食べ物を食べたい。だから野菜や果物は無農薬のものを選ぶ──。健康への関心が高い人の中には、こういった主義の人も少なくないのではないだろうか。農薬は、害虫や伝染病などの被害から植物を守る強力な化学薬品。そのような薬剤を使って育てられた果物や野菜に農薬が残留している可能性は、もちろんゼロではない。

 しかし、無農薬だからといって安全と本当に言い切れるだろうか? 実は、無農薬で育てた果物や野菜の方が、農薬を使って育てたものよりも、人が食べた場合にアレルギー症状を引き起こしやすい物質が多く含まれているという研究結果があるのだ。

果物を食べると口の中がかゆくなる口腔アレルギー症候群

 この研究結果を報告したのは、近畿大学農学部講師の森山達哉氏らのグループ。一般に、果物や野菜によるアレルギーの原因となるのは、広く植物に含まれる「感染特異的たんぱく質」と呼ばれる物質だ。

 我々が食べる果物や野菜には、カビや虫などの被害から植物自身を守る“免疫”のような働きをする、感染特異的たんぱく質が含まれている。しかし、人が野菜や果物を食べて、この感染特異的たんぱく質を取ると、アレルギー症状を引き起こすことがある。このことは以前から知られていたという。

 この場合のアレルギー症状は「口腔アレルギー症候群」(Oral Allergy Syndrome:OAS)と呼ばれ、花粉症の患者に併発することが多い。症状としては、リンゴやセロリなどを食べた数分後に、口の中などが痒くなったり腫れたりするのが特徴だ(参考記事:花粉症の人はリンゴやトマトにもご用心)。

 口腔アレルギー症候群を起こす野菜や果物は、花粉症の種類によって変わってくる。例えば、スギ花粉症患者の場合はトマト、ヨモギ花粉症の場合はセロリなどのセリ科の野菜、イネ科やブタクサの花粉症ではメロンやスイカなどのウリ科の野菜で、アレルギーが起きやすいことが知られている。

 感染特異的たんぱく質は、植物が病気や害虫による加害を受ける、低温や乾燥の状態にさらされる──といったストレスを受けると増加する。現在のところ17種類の存在が確認されている。それぞれカビの繁殖を防ぐ抗カビ性や、害虫の消化酵素を阻害することで、害虫の被害を防ぐといった働きがあることが知られている。

 一方、農薬を使うと、植物への感染や害虫による被害が減らせる。つまり、感染特異的たんぱく質の産生量も、農薬の使用により減るのではないかと考えられていた。

農薬使用より無農薬に多かったアレルギー原因物質

 森山氏らはこのことを、(1)無農薬、(2)減農薬、(3)通常の栽培と同様の農薬を使用──という3通りの方法で栽培したリンゴを使って確かめてみた。まず、無農薬で育てたリンゴは、黒星病、すす斑病、すす点病などの病害を受けた。しかし、減農薬のリンゴは黒星病のみの病害を受け、通常と同様の農薬を使用したリンゴは病害を受けなかった。

 次にそれぞれのリンゴを、花粉症とリンゴの口腔アレルギー症候群を併発している人の血清を用い、BSE(牛海綿状脳症)の検査などで使われるウエスタンブロッティング法で感染特異的たんぱく質の量を比較した。

 その結果、感染特異的たんぱく質は無農薬栽培のリンゴに最も多く含まれ、農薬を通常通り使用したリンゴで最も少なかった。また、減農薬で栽培したリンゴに含まれる感染特異的たんぱく質の量は、両者の中間の値だった。(参考記事:ビタミンCやEには「効く人」「効かない人」がいる!?)

 つまり、リンゴの場合、無農薬で育てたリンゴには、通常通りに農薬を使って育てたリンゴよりも、多くのアレルギー症状を引き起こす感染特異的たんぱく質が含まれていることが分かったというわけだ。

 ただ、実際問題として、リンゴの無農薬での栽培は難しく、農薬を使わないとほとんどの場合、病気になってしまうという。そのため、流通するほとんどのリンゴは、農薬を使っているといわれる。

 しかし、森山氏は、「リンゴ以外の他の無農薬野菜や果物も、病気にかかったり、害虫による被害にあうことで、感染特異的たんぱく質が増加する」と指摘する。感染特異的たんぱく質が多く存在する場所は、植物がストレスを受けた部位になる。つまり、可食部に虫食いがあれば、よりアレルギーを起こしやすくなるというわけだ。

 なお、もし口腔アレルギー症候群を発症したら、原因となる果物や野菜を食べないようにする以外、根本的な対応法は今のところないという。ただし、感染特異的たんぱく質などのOASの原因アレルゲンは加熱することで、アレルギー性が弱まることが知られている。つまり、生の果物や野菜はダメでも、果物ならジャムにしたり、野菜なら炒めたり煮ることで、アレルギーの発作は起きにくくなるというのだ。もっとも、これも程度問題で、人によっては口腔アレルギー症候群を引き起こすこともある。注意が必要だ。

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2009年3月17日火曜日

無農薬の米作り、始めるぞー

なんかもう、気忙しくなってきた。

暖かくなるにつれ、今年の米作りが本格化してくる。

今日は、種籾のヒゲ取りと1次選別をした。

今やってるWBCで云えばアジアラウンドというところかな。

ここをクリアした籾だけが種子の候補となる。



この種籾の準備から田植までの苗作りが米作りにとっては大変重要で、一番神経を使うところだ。

特に農薬を使わずに米を作るとなるとその重要性は一段と高くなる。

写真で今日の作業を紹介すると、

右のホッパーの付いている機械、これを脱芒機と云い、先ずこれに昨年収穫しておいた籾を入れ5分ほど回す。
構造はいたって簡単で、ポッパーの底に羽が付いていて、それが回転するだけのもの。
それによって籾が攪拌され、お互いに擦れあい、籾に付いている芒(ノゲ)や枝梗が取れる。

次に左側のトウミに掛ける。
これで、ハシカ埃やミヨサと自分達は呼んでいる全く未熟な籾を風で飛ばす。

風選で飛ばなかった籾を今度は、写真真ん中の米選機に通す。
網目は2.2ミリを使用。
これを通すことで、厚みの有る充実した籾種を選別します。
また、脱芒機で籾殻が剥けてしまって玄米になっているものも取り除ける。

以上で、種籾の準備の最初の段階をクリアすることになります。

農薬を使わない米作りでは、こういった作業を一つ一つ確実にこなして云うことが重要だ。

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2009年3月15日日曜日

今日は川原の小祭り

春は祭りの季節。

ここら辺では4月にそれぞれの在所で祭りが行われる。

我が在所、市子川原の祭りは数年前までは4月14日となっていた。
そしてその一月前の3月14日に小祭りを行っていた。

しかし社会情勢の変化から平日に祭りを行うことに無理が生じることとなり、
4月14日に近い日曜日に祭りを行おうということになった。
が、こういった事情はどこの在所でも同じで、もっと前から日曜祭りに移行しており、
巫女さんをお願いする本社である一宮神社の都合もあり、結局、ひと月遅れの5月第二日曜に祭りを行うことになった。
それに伴い、小祭りも3月の第二日曜に行うこととなって、今年は今日がその小祭りということだ。
只、今年は関係者の日程が合わず今日、第三日曜で1週間遅れとなった。



しかし、宮さんで飲む酒はうまい!



人生の先輩方の話を酒の肴に楽しいひと時を過ごせた。


太鼓と鐘の音が心地よい。



チャンガラ マンガラ マン、ドッテン
チャンガラ マンガラ マン、ドッテン
チャンガラ マンガラ マン、ドッテント チャンガラ マンガラ マン、ドッテン

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2009年3月6日金曜日

やずやの十六雑穀の無料お試しセットが届いた

先日やずやの発芽十六雑穀の無料お試しセットを頼んでおいたところ、きょうそのお試しセットが届いた。

お試しセットだけあって、いろんな説明パンフやチラシが盛りだくさん。

下の写真がその内容だ。



そして、肝心の試食用のパックは下の写真の右端のもの。



25グラムが1パックとなっており、これを2合の白米に混ぜて炊飯するのが基本的な食べ方だそうです。
このような割合(10%未満)からすると、健康にどれだけ貢献するのかという思いが湧いてくる。
食べないよりはマシかなという程度だと思う。あくまでも個人的な感覚だと断っておく。

そして、肝心の食味・食感も、その程度の割合からすると、白米のおいしさが炊飯した雑穀ごはんのおいしさを決定する事になると想像できる。

後は実際に食べてみてのお楽しみとしておこう。

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