無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

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2009年5月30日土曜日

歩いて植える。ムッチャえらかった。

田植ももうあと僅か。

今日は、苗代の後片付けと苗代周辺のこぜまちを歩行の田植機で植えた。



4枚で2反も無いほどだが、足がクタクタ。

「あーえら」を連発しながらの田植となった。

ところで、「あーえら」って滋賀県でしか通用しない、いわゆる方言らしい。

ここら辺では「えらい」という言葉に、疲れたとかしんどいというニュアンスを込めて使う。

この田んぼに植えたのは巨大胚芽米の「はいいぶき」ともち米中でも最高級品種の「滋賀羽二重糯」だ。

明日は、苗代に残った苗を全部上げて、苗代仕舞いの段取りを予定している。

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2009年5月27日水曜日

田植もあと僅か

2200枚余りあった苗も残りあと僅か。



写真は明日植えるミルキークイーンを運んでいるところ。

田植前はこれだけの苗を植えることを考えるだけで少し気分が重たくなったものだが、

今となってはげんきんなもので、名残惜しくなってきた。

少しずつ楽しんで田植をしようという今日この頃です。

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2009年5月23日土曜日

田植、真最中!!無農薬のための米ぬか散布

田植を始めて一週間。
何とか段取り良く進められ、6割がたが済んだ。

無農薬栽培での雑草対策の一つとして米ぬかを利用しているが、
米ぬか散布は、我が家に於ては田植と同時に行っている。

田植機にはトラクター用の肥料散布機を取り付け、
大量に散布できるように、特別に加工してもらった繰り出しロールを使用している。

写真は、田植完了直後の田んぼ。
米ぬかが播かれているので黄色く見える。

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2009年5月19日火曜日

今日は代掻きだけ

今日は田植は一休み。

代掻きをして中2日おいて田植というローテーションで作業を進めている。

通常は田植を終えてから代掻きという作業手順で進めているが、

16日は叔母の葬儀だったので今日植えられる田んぼが無い。

ということで今日は代掻きだけ。


まず、ロータリーでかき回す。



そのあと、代掻き専用のロータリー・サイバーハローで仕上げをする。



代掻きは浅水でするのが一番。

今日は、一番良い水加減で出来た。

日によっては、水が入りすぎている場合がある。

丁度良い水加減になるように調整すればよいのだが、

作業予定もありそのまま代を掻いてしまう時もままある。

そんな時は藁が浮いて掻き上げるのも一仕事となる。

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2009年5月18日月曜日

田植を始めた。

昨日から田植を始めた。



この田んぼは近くにアパートがあるため無農薬の雑草対策としての米ぬかを散布するのを控えている。

米ぬかを散布すると、数日の間米ぬかが発酵分解する過程で少し臭いがする。

自分たち農家や昔から住んでいる人たちはたいして気になるような臭いでもないが、

アパートの住民やそのオーナーからは異臭がすると抗議される。

困ったものである。

この田んぼには水を張る前の耕起の時点で米ぬかを散布してあるが、田植同時散布の効果と比べるとその抑草効果は落ちる。

後は除草機で対応することになる。




今日からは米ぬかを散布しながらの田植だ。





やはり米ぬかを散布しながらの田植と、しない場合と比べて倍近く時間が掛かる。

それでも後から散布する大変さを思えば、時間が多少掛かろうどうということは無い。

また、抑草効果も高い。

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2009年5月8日金曜日

明日から荒代を始めるために・・・

明日から荒代を始めようかなと、田んぼの尻を止めに歩く。

これが結構、時間の掛かる作業で、全部の田んぼを止めるには2日近く掛かる。

これを、



このようにする。



しっかりと止めてから水を張る。


2日前に尻を止めて、水を入れておいた田んぼを見に行くと、

思っていたよりも水が入っていない。

ちょっとおかしいと思い、畦を見て回ると、駄々漏れ。



ところで「駄々漏れ」って方言?・・・まっどうでもいいか。

なんとかせんとどもならんということで、トラクターを持ってくる。

畦端をしっかりとこなしては、



タイヤで踏み固める。



これを数回繰り返して何とか漏れが止まった。



めでたし、めでたし。

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2009年5月5日火曜日

植物工場に補助 経産・農水省。 アホか

米の減反や転作に対する助成金をカットしていきながら、なんやねん。

農産物を生産する「植物工場」に補助金を出すとは・・・  o(-_-#")



「植物工場」では農薬を減らせる利点もあるという。

無農薬でも栽培可能だろうと思う。

しかし、そんな工場で栽培された無農薬の野菜にどのような価値があるのだろう?


NIKKIEI NET[5/5 7:00]より以下引用

屋内で農作物安定生産、植物工場に補助 経産・農水省
 経済産業省と農林水産省は屋内で農作物を生産する「植物工場」の建設費の半額を補助する新制度を導入する。割高な工場の建設費が普及の足かせになっているため、新制度で民間企業の参入を促し、工場数を3年間で3倍の150カ所に増やしたい考えだ。
 「植物工場」は温度や湿度を制御しながら、発光ダイオード(LED)などの光源で農作物を栽培する施設。天候や季節に左右されにくいため、農作物の安定生産を見込めるほか、農薬を減らせる利点もある。

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2009年5月2日土曜日

日本人の新型インフル感染に効くのか?タミフル。

豚インフルエンザが新型インフルエンザになり、現在フェーズ5となっている。

対応策の一つとしてタミフルが注目されている。

タミフルに関してはいろいろな問題点が指摘されているが、

事ここに至っては使わざるを得ないということも有るだろう。

そこで以下の記事を見つけて思うのに、

そういう緊急事態に対応するためとしながらも、日本人には期待できるような効果が発揮されるのかという疑問である。

他の国ではタミフルの効果が出ても日本では今までタミフルが使われ過ぎていて、
本当に必要な時に効かないということも考えられるのでは・・・・。

フェーズ6になら無いことを祈ろう。


2007/03/23 - 15:25
タミフルをほとんど使わないスイス
タミフルの日本での消費は全世界の7〜8割。インフルエンザは自分で治すがスタンスのスイスとは対象的 (Keystone)
日本の厚生労働省は3月21日、インフルエンザ治療薬「タミフル」の10歳以上の未成年患者への服用を差し控えるよう注意勧告を行った。
鳥インフルエンザの対処薬としても注目されているタミフルだが、日本では服用後、異常行動を起こし、自宅などの高所から飛び降り大怪我をしたり、死亡した事件が相次いだことを受けての措置である。

 製造元のロシュ ( Roche ) はスイス大手の医薬品会社。日本の厚生労働省の使用制限に対し、ロシュは「タミフルと異常行動の因果関係は実証されていない。世界中どこでも1歳以上の患者に投与することが認められている」と同社広報担当のマルティナ・ルップ氏は事件との関係を全面的に否定した。

風邪は自分で治すスイス
 スイスではインフルエンザにかかった子どもに、薬を投与する家庭はほとんどない。「インフルエンザくらいでは病院に行きません」と語るのはチューリヒ在住で、スイス人男性と結婚し2歳の子どもがいる松倉聖子さん( 36歳 ) 。子どもがせきをしていても、医師は処方箋を出してくれない。子どもは3週間ほどせきをし続けたが、最終的には完治したという。「日本の親はすぐ抗生物質を与えるようですが、安易に薬を与えることは良くないと思います。もうスイス式に慣れました」と言う。

 スイス人のシャルロット・シーグヴァルトさん ( 47歳 ) は、10代の子どもを4人持つ母親。子どもがインフルエンザにかかっても何もしないのは松倉さんと同じ。「タミフルを安易に使ったら、鳥インフルエンザのときに耐性ができていて効かないかも知れませんね」と薬の副作用のほうが心配だという。

 シーグヴァルトさんの夫アレンさん ( 48歳 ) は開業医。アレンさんは大人にもタミフルは処方しないという。販売された当初には、大人で希望する人も多かった。しかし、保険が効かないため患者の負担は60〜80フラン ( 約5800〜7800円 ) であることも理由で、今ではほとんど希望する人はいないという。

 「インフルエンザにかかってからすぐ服用しないと効果は見られない」スイスでは、風邪にかかってその日のうちに医者にかかる人はあまりいないという。「しかもその効果も、多少早く回復する程度です」日本の医者がタミフルを処方することについては「文化の違いでしょう。わざわざ来た患者に、何かしなくてはと医師が思うからではないでしょうか」ときっぱり。

 ロシュによると、これまでタミフルを服用した患者はおよそ4500万人。そのうち3500万人が日本での服用だったという。

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2009年5月1日金曜日

グアイの田、3年目始める

2日前にグアイの田んぼに水を入れ、掻き回した。

その時の様子。



そして昨日、今年中古で購入した代掻き専用のロータリー・サイバーハローの試運転を兼ねて土寄せで高低差を修正してみた。

これが、サイバーハロー。



全耕うん幅2m80。
電動で左右の分割ローターが開閉、
延長レベラーも電動で開閉、
土寄せロックレバーも電動でオン・オフ、の優れものだ。


この田んぼは一番最後に植える。後一ヶ月間の間にグアイがどれだけ生えてくるか?

その間に超深水で生えてきたグアイを浮かすための代掻きを2回程度予定している。
そのために40cmの畦畔波板を張った。



今年で3年目の取り組みとなる。結果が楽しみだ。

2年間の取り組みの様子は以下でご覧あれ。

http://agri-1.com/culture/2007.html

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