無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

無農薬米の百姓の『和して同ぜず』topに戻る

2011年1月7日金曜日

ETVアンコール 「なぜ希望は消えた?~あるコメ農家と霞が関の半世紀~」

多様で穏やかな気候と豊かな水資源、高度な農業技術がありながら、日本の農業は衰退し続けています。
輸出さえできるのに、日本は世界中から大量の農産物を輸入しています。 
なぜ、日本の農業は衰退し続けているのか。 
それを、アメリカの手先になって日本農業をダメにしたとしばしば糾弾される農林水産省の元官僚たちの証言によって検証する番組が昨年10月3日放送されました。
その番組が1月9日、アンコールとしてNHK教育で放送されます。


「なぜ希望は消えた?~あるコメ農家と霞が関の半世紀~」
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
放送局: NHK教育
放送日: 1月9日(日)
放送時間:午後10時00分~11時30分  


関税をほぼ例外なく撤廃する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に日本が加盟すれば、日本の農業は消滅するでしょう。
TPPは農家に対する死刑宣告です。



以下NHKのETV特集のサイトより転載です。

今年ちょうど50回目の米作りに取り組む山形市のコメ農家・佐藤章夫氏(68)。農協の役員などを歴任してきた佐藤さんは、数年前ほとんどの役職を退き、大学院に通い研究を始めた。「希望に満ちていた我が町の農業は、なぜ衰退したのか。」自分の地域の農業の変遷をち密に調査し、昨年ついに博士号を取得した。研究で明らかになったのは、国の農業政策が、裏目に出た半世紀の歴史だった。なぜあのとき、霞が関は、うまくゆくはずないとも思える政策を選択したのだろうか?

番組では、戦後農政の節目となる政策に関わった事務次官経験者2名を含む官僚OB合計4名に長時間インタビューを行った。なぜ規模拡大政策は続けられたのか、なぜ減反はやめられなかったのか?なぜやる気のある農家が割りを食ってきたのか。

官僚たちは、打ち出した政策が困難に突き当たりつつも十分に手を打てなかった事情を率直に語った。

番組では、佐藤さん自身の人生と佐藤さんの地域の米作りがたどった激動の歴史を半世紀に渡ってたどりながら、そのときどきに政策の中心にいた霞が関の官僚たちが何を考えていたかを描く。そこから日本の米作りが徐々に希望を失っていった原因を考えてゆく。

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム

----------------------------------------------
無農薬玄米 | 米通販
発芽玄米 通販
----------------------------------------------