無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

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2009年8月27日木曜日

ヤフー検索「無農薬米」で1位。とったどー!

ヤフー検索でキーワード「無農薬米」で本日トップに輝いた!!

 \(^ ^)/ バンザーイ

このキーワードで1位となるのはもう何年前のことだろうか?

ここ数年は1ページ目下位から2、3ページ目をうろうろとしています。

農家サイトはたくさんありますが、

その殆どがホームページ作成業者の手によるものだと見受けられます。

また、ショッピングサイトを簡単に開設できるテンプレートを用意したサーバーを利用している農家もあります。

そういったところは検索対策も業者が行っているので、結構検索上位に入ってきます。

そうしたあおりを受けて、

自分のように素人の手作りでやっているものはどんどんと下位に追いやられてきます。

昨年から検索対策をいろいろと考えて実践してきて、

今回は7月初めに行った対策が功を奏したのでしょうか。

これからも検索トップとは言わないまで、1ページ目上位をキープしたいところです。

ちなみにこれが↓1位のキャプチャーです



「無農薬米」の検索件数:792000件

「無農薬 米」の検索件数:6140000件

その中で1位とは・・・・・、

いやー、気持ちいいものです。



何べんも言うな、と声が・・・、ペコリ(o_ _)o)) あまりにも嬉しかったもので。

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2009年8月21日金曜日

無農薬の大豆に花が咲いた

在所の有志グループ「チーム川原」で取り組んでいる大豆の無農薬栽培。

今年は梅雨が長引き、

土寄せ作業が思うように出来ず、雑草だけが勢い良く生長した。

8月に入りやっとの事でお天気が続くようになり、

お盆前からお盆の間も時間が取れる者だけで草取り作業を行い、

何とかみられるようになった。



花も咲いてきた。



チーム川原として無農薬の大豆栽培に取り組んだ、
初年度から最悪の滑り出しとなったが、
こういうことを経験しておくと
来年からはある程度のことは気楽に取り組めるというものだ。



あとは収穫まで畦の草刈をするだけだ。

9月下旬には枝豆が楽しめる。

その時はそれを酒の肴にしてチーム川原の宴会をしよう。

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2009年8月20日木曜日

「農業は世界の最適地でやるべきだ」とクソが言ってます

サイトを巡っていって、たまたま立ち寄った日経BPネットで
昔から大嫌いな大前研一の書いている時評コラムを見てしまった。


8月18日付け:哲学がない民主党、「知恵者」はいないのか
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090817/174312/

そこで以下のように書いている。



農業は世界の最適地でやるべきだ

 民主党が当初、FTA締結を持ち出した背景には、「仮にFTA締結で日本の農業が破壊されたとしても、農家は守る」という所得補償の政策を持っているからだ。この狭い国土の日本で農業という産業を守り続けることは容易なことではなく、多額の税金を投入し続けなくてはいけない。それを懸念した民主党は所得補償を打ち出すことで、「農業を辞めるなら辞めてもいい」「辞めるなら早く辞めてほしい」と言っているのである。それでFTAによって世界最適地の農産物を日本に持ってくればいい。当然安くて安心な農産物、という前提であろう。
 わたしの考えも基本はその路線上にあるのだが、その次のステップに大きな違いがある。以前からわたしは「農業は世界最適地でやるべきだ」と主張している。その真意は「日本の農家よ、自ら世界の最適地に行って、その技術を発揮して農場経営をやりなさい」ということだ。農家が、あるいは農業団体が自ら国外の農業最適地に出向き、納得のいく農業をすればいい。日本の農業を世界化して生活者の胃袋を守る。それが日本の農業を守るということに他ならない。残念ながら、民主党にはそこまで踏み込んだ考えはないようだ。




これを読んで、こいつはほんまにクソやということを改めて認識した。


「農業は世界の最適地でやるべきだ」という考えは、

以前から米や農業について議論される時に、

輸入自由化論者の常套とする比較生産費説を基本にした論だ。

これをその昔に言っているならともかくも、

経済合理主義・市場原理至上主義が完全に誤りだということを、

昨今の金融・経済危機・グローバリズムが破錠したことで

国民皆が知ることとなった今現在も

臆面もなく言うということは、

ほんまに国民の敵というか、人類の敵やと思う。


こんな奴にコラムを書かせているのが日経やから、

納得といえば納得だが・・・。

所詮、金儲けしか頭に無い守銭奴と売国奴の集まりや。


只、
こいつが言うように日本農業に対する民主党の考え方は、
本音のところは大前と同じだと考えて間違いないだろう。
そして、それは自民党も同じだ。

今回の選挙は民主党が勝つだろうし、政権交代は絶対にしなければならないが、

民主党のこういった本音のところはしっかりと頭にいれていく必要がある。



大前研一で思い出したが、もう一人のケンイチ、竹村健一も大嫌いだ。

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2009年8月13日木曜日

無農薬米を作る農家として、FTAと選挙をどう考えるか?

 今月に入り、FTAが急遽クローズアップされてきました。


 民主党がマニフェストに『日米FTAの締結』を明記したことに

 全国農業協同組合中央会(JA全中)や

 全国農業者農政運動組織連盟などJA系統9団体が

 猛烈に反対を表明したことから、

 にわかにクローズアップされた形です。

 鳩山代表は

 「---当然、私どもは農業の問題に関して申し上げれば、日米間の間で、

 FTAの交渉を進めていくべきだという思いを強く感じております。ただ一

 方で、ご案内の通り、コメをはじめとする重要作物に対して関税が引き下げ

 られたらたまらないという農家のみなさんの思いも強くあります。そのへん

 のことも十分に理解しながら、一方で、だからこそ、もっと開かれても、戸

 別所得補償制度で、いわゆるコストと販売価格のギャップがあっても、その

 ギャップを補償しますよということがきちっと制度として担保されれば、そ

 れなりに認められていい話だと思いますが、なかなか現在の農政の状況では

 簡単ではないと思いますので、私どもとして今、書きぶりの最終調整を行っ

 ているところであります。より分かりやすく直していくことが必要かな。そ

 のように思います」として、

 マニフェストの記述を「締結」から「促進」に修正して

 表現を弱めることで、

 日米FTA構想に猛反発する農業団体などに配慮するとしました。

 しかし、小沢代表代行は、

 「農家には戸別所得補償制度の導入を提案しており、食料自給体制の確立と

 自由貿易は何も矛盾しない。(自由化で)農産物の価格が下がっても所得補

 償制度で農家には生産費との差額が支払われる」として、

 文言の修正を決めたことに異議を唱えています。


 基本的に同じことを言っていて、

 「自由化します。農家には戸別所得補償をします。ノープロブレム。」

 ということです。

 民主党のいう農家への戸別所得補償政策は

 農産物の輸入自由化を前提としたものであるということがはっきりと見て取

 れます。


 しかし、それでは日本の農業や農地を守っていくことは、

 また、自給率を上げるどころか、現状を維持していくことすら、

 100%不可能だといえます。


 自由化推進論者から聞こえるその論に、以下のようなものがあります。

    日本に米国型の効率的な農業生産方式をもたらすことが出来れば、
    日本は農業輸出国として世界を席巻することも夢ではない。
    それだけの農地が無駄に使われずに放置されているからだ。
    ニッポン農業の根本的な問題は、農業就業者全員を食わすという現在
    のシステムにある。
    グローバル・スタンダードを適用すれば、
    農業就業者数は現在の十分の一以下ですむ。
    ニッポンの農業の国際競争力は飛躍的に向上する。
    日本の食料自給率も同じく飛躍的に向上するであろう。



 地球儀で日本とアメリカやオーストラリアを見るだけで上記の論は、

 絵に描いた餅以下の屁理屈ということがわかると思います。



 日本において農業や農地を守っていこう、

 食糧自給率を上げていこう、とするならば、

 農家をこれ以上減らすことなく、守っていくことこそが一番の近道です。

 

 今回の選挙は、

 第一には自公政権を葬る政権交代だと考えていますが、

 交代して政権を取るであろう民主党が

 FTAを締結(イコール農業壊滅)を目標にしていることを知りながら、

 それでも民主党に投票せざるを得ない選挙はつらいものがあります。


 そう考えながら、ネットを見ていたら、

 大橋巨泉さんが以下のように言っているのが紹介されていた。

 日刊スポーツ(2009年8月6日)
 芸能・社会面より そのまま書き写しとして紹介されています。

   ----以下引用----

   衆院選 私も言いたい 大橋巨泉

   「チェンジ」へ社会主義政党の台頭必要
   民主は中道右派化 政権取れば自民化


   比例区は社民党か共産党と書こう。
   僕がいたころの民主党(01~02年)には、中道左派という人が半分近く
   いたが、今や中道右派化していて、自民党と変わるところがない。
   しかし、現在の日本に必要なのは、とにかく「チェンジ」である。
   アメリカ人がオバマに求めたように、日本国民は民主党に期待するしか
   選択肢がない。
   半世紀の”独占”で出来てしまった癒着やしがらみを解き放つしかない
   のだ。これには中途半端な”接戦”では意味がない。
   自民党が100議席を割るくらいにしないとダメである(自民党のためにも
   その方が良い)。

   今春世界を回ってみて、資本主義が曲がり角にきているのを痛感した。
   極限まで行ってしまった新自由主義経済の行き着く先が、現在の世界恐
   慌であった。従ってこれからの資本主義は今まで以上に社会主義的な要
   素の注入が必須になってくる。
   あのGMでさえ、今やほとんど”国営”状態なことが雄弁に物語ってい
   る。
   政権を取れば民主党が自民党的になるのは目に見えているし、財界もす
   り寄っていくだろう。
   国民はセーフティーネットを求めてゆかなければならない。

   それには弱者を守る社会主義的政策を加えてもらうこと、つまり社会主
   義政党である社民党と共産党の議席を増やすことが必要になる。
   小選挙区の個人候補に投票しても死に票になるケースが多い。
   だから比例区で「社民党」あるいは「共産党」と書くのだ。
   この両党の議席を増やし、
   連立ないし閣外協力を余儀なくさせれば民主党も一気に右旋回はできな
   い。
   こうすれば目標の「チェンジ」が可能になる。

   今回の解散を名付けると…
   「自滅解散」になるか「無意味解散」になるか?
   自民党が負ければ自滅、
   民主党に単独過半数を与えたら国民に無意味な解散。



 一国民が政治に関与できるのは選挙の投票しかなく、

 さて誰にどの党にと考えた場合、

 巨泉さんの提案は一農家としての選択として最善だと思えます。


 小選挙区は民主党候補、

 比例は社民か共産でいこうと家族で話しているところです。

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2009年8月7日金曜日

格安コンバインクローラー入手。交換

あとひと月もすれば刈り取りが始まる。

その前に、コンバインの整備は欠かせない。

昨年から気になっていたクローラーのひび割れ。

切れたらどうしようと、冷や冷やしながらの刈取だったが、

何とかで切れずに持ってくれた。


コンバインのゴムクローラーは部品の中では一番高価なものの一つで、

自分が使っているクボタコンバインSR40という4条刈のクローラーだと1本24万円もする。

2本とも変えるとなると、工賃も入れると50万円を超えてしまう。

また、2条刈のクローラ交換ぐらいだと切れたとこ勝負で行っても、

万が一田んぼの中で切れたとしても、何とか交換できるが、

重量が2トンを超える4条刈のクローラーが切れたとなると、

もうどうしてよいのか途方に暮れるしかない。

そして切れる場所というのは田んぼでも一番軟弱なところだから始末が悪い。

ゴムクローラー1本の重さも100キロを超えるから

それを軟弱な田んぼの中での交換って、どうしてやればいいのか想像がつかない。


ということで、そんな心配を抱えながら刈取をすることを考えると、

また、万が一それが現実として起こった場合を考えると、交換しておくしかない。


ということで、格安クローラーを購入した。



メーカー純正の部品としてクローラーを買うと上記の価格なので、ネットで購入した。

日本企業が中国で中国で作らせた輸入ゴムクローラーだが、

商品性能は純正と同等品ということだ。

高度な電子機器などは日本製と外国製ではその性能に大きな差が有るだろうが、

一般的な製品もそうだが、ゴムクローラーやバッテリーなどはその性能に殆ど差が有るとは思えない。

今までも、バッテリーは自家用車も含め全て韓国又は中国製の格安バッテリーを使用しているが、

性能や耐久性に不満を感じたことが無いのでそう思う。


最後に格安コンバインクローラーの入手先は以下で出来る。

http://team-pfm.com/

農家の皆さん、点検整備は自分ですると格段に安く出来ますよ。

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