無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
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2009年2月21日土曜日

Googleニュースから転作行政の矛盾と歪が見える

Googleニュースを「転作」で検索し、トップ10から実際に関連のあるのもは以下の7件でした。
ここから見えてくるのは転作行政の矛盾と歪みです。
ほんとうに抜本的に見直す必要があると思うのですが・・・。

そこでその基本となるのは『食料の自給』です。
しょうもない屁理屈は要りません。
自給率を急速に上げることが他のどのようなことより優先すべきことだと考えます。
これは、自分が農家だからというようなミクロなところから考えたことではありません。
ここに来てくれた人はどのように思いますか?
日本の食糧自給は今の状態で良いのでしょうか?

以下、Googleニュース検索より引用
自民党農業基本政策委 減反堅持を確認 転作農家の支援強化も(02/14 09:16)
北海道新聞 - 2009年2月13日
自民党農業基本政策委員会(西川公也委員長)は十三日の会合で、コメの生産調整(減反)を今後も堅持する姿勢を確認した。石破茂農林水産相の指示で減反見直しの検討に着手した政府を強くけん制する狙いがあるものとみられる。政府側は四月にも見直しの方向性を出すが、同 ...

先行農家手厚く 米粉・飼料米3万円/秋田・転作で独自助成
日本農業新聞 - 2009年2月18日
秋田県は2009年度、米粉用米と飼料用米の作付けに10アール3万円、稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ=WCS)に同1万円を独自助成する方針だ。新たな国の交付金の対象にならない08年産以前から作付けしていた農地が対象。先行して取り組んできた生産者を ...

転作不適地に特認 米粉への転換も対象/水田新交付金
日本農業新聞 - 2009年2月12日
農水省は12日、麦や大豆、新規需要米(米粉、飼料用米)を2009年度に作付けした新規転作田に助成する「水田等有効活用促進交付金」について、既存の転作田でも対策の対象になれるよう特認制度を設ける方針を明らかにした。排水不良などの不利な条件で大豆や麦を転作 ...
県産米:作付面積を減らし交付金 加美町分を一部返上--09年 /宮城 毎日新聞
関連記事 2 件 »

減反選択制「県では実施困難」 県中央会会長、政府方針に反論
中日新聞 - 2009年2月12日
今季も昨季並みの28・5%で、大麦などへの転作を実施する見込みだ。 山田会長は「国の方針に従ってまじめに生産調整をしてきたのに、選択制で過剰米の買い入れがなくなれば現場が混乱する」と政府方針に反論。8日に来県した麻生太郎首相との意見交換会でも、減反選択 ...

農家への直接支払い
西日本新聞 - 2009年2月6日
コメの生産調整を守る農家への麦や大豆の転作奨励金や価格下落分の一部補てんのほか、中山間地の農家への支払い制度などがある。欧州では、景観形成や国土保全など農作物の生産以外に農業が持つ「多面的機能」へ税金を使うことに国民の理解も深い。 ...

焦点 国の農政見直し 生産調整の行方は
読売新聞 - 2009年1月30日
(箱守裕樹、大谷秀樹) 「転作が進まないペナルティーで減らされた」。昨年12月、国が示した県内の2009年産米の生産目標数量。全国の数量が08年産米と同量だったのに、県内分は0・4%減だったことに対し、県の担当者は不満そうにこぼした。 ...

県、コメ生産枠の「都道府県間調整」に初参加へ
信濃毎日新聞 - 2009年2月2日
県内は08年産米で減反が進まず生産枠を上回って作付けされ、09年産でも転作目標を達成できない可能性があるため。国からの交付金を少なく受け取る代わりに、全県で約230ヘクタールの収穫量に相当する1410トンの生産枠上積みを希望した。 県間調整は、転作を ...

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2009年2月18日水曜日

ネットニュースを見ていたら、「にこまる」の記事が目に留まった。
良さそうな品種やと思うと、自分も作ってみたいという気持ちがむくむくと・・・・
「にこまる」もそのひとつで昨年から目に付けていて今年なんとか種子を手に入れたところだ。
今回の「にこまる」の記事を読んで今年の米作りの楽しみが大きく膨らんだ気がする。

まだ苗作りまでひと月半、気が早すぎるが、期待してほしい。


以下、西日本新聞より引用
高温に強い米「にこまる」 作付2年前の5倍に 育苗技術 弱点克服 最上級「特A」評価も
2009年2月18日 01:37 カテゴリー:経済 九州・山口 > 長崎
 高温に強い品種として開発されたコメ「にこまる」の県内での作付面積が1000ヘクタールに達し、2年前に比べ5倍に拡大した。県が独自の育苗技術を確立して奨励品種に採用したことに加え、一昨年の記録的な高温が普及を後押し。日本穀物検定協会が先日発表した2008年産米の食味試験で新潟県魚沼産「コシヒカリ」などと並んで「特A」の評価を受けたこともあって、普及に拍車がかかりそうだ。

 にこまるは九州沖縄農業研究センターが開発。高温障害でコメの一部が白く濁る「背白粒」の発生率が他品種に比べ格段に低いことが特長の1つで、県は03年度から栽培試験に乗り出した。

 しかし、倒れやすいという弱点があるため、同様に栽培試験をしていた福岡県、熊本県などは導入を断念。こうした中、長崎県は苗が小さいうちに日光に当てて成長を抑える技術を確立し、弱点を克服した。

 06年度に奨励品種に採用し、主に県央地区の200ヘクタールで作付けを始め、作付面積は07年度に500ヘクタール、08年度には1000ヘクタールにまで増えた。

 主力品種ヒノヒカリの07年産米での1等米比率が3.3%だったのに対し、にこまるは14.5%。1ヘクタール当たり収穫量で比べても、にこまるは5.4トンで、ヒノヒカリの4.8トンを上回った。

 にこまるの栽培指導に当たっている県央農協南部営農センター(諫早市)の山口敏郎係長は「高温障害が心配される中で品質、収量とも高い水準を確保できている。農家にとって心強いし、作り甲斐もある」と話す。

 ただ、今のところ市場での知名度が低いため、2等米の単価がヒノヒカリの3等米と同水準にとどまっているのが課題。県農産園芸課は「さらに普及を進め知名度がアップすれば単価も上がる。地球温暖化に対応できる品種としてブランド力を高めたい」としている。

=2009/02/18付 西日本新聞朝刊=

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2009年2月13日金曜日

『簡単ni発芽玄米』のサイトを開設した


無農薬玄米とお米のアグリなかいが農家に呼びかけてそれに賛同した農家が栽培したお米を販売するウィズアグリのサイトです。
「簡単ni発芽玄米」をアピールポイントにサイトを作成しています。
「簡単ni発芽玄米」は、ファ○○ルの発芽米など市販されている発芽玄米や自分が玄米を発芽させてつくったものとは大きな違いがあります。
「簡単ni発芽玄米」の特徴は、
「簡単」「美味しい」「新鮮」「手間要らず」「そして家計にやさしい」です。
発芽玄米は栄養価があって健康にもよいとわかっていてもその効果は長く食べ続けて初めて実感できるものです。
そして長く続けるには市販の発芽玄米や自分で発芽させる場合、何か引っかかるものがあります。
「簡単ni発芽玄米」はその特徴から長く続けることが出来る要素を全て兼ね備えています。

一度サイトにお立ち寄り下さい。
http://hatsugamai.net/

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2009年2月6日金曜日

東近江市議会便りで気になったこと。

新聞の折込の中に「議会便り」を見つけた。
自分の住んでいる東近江市の平成21年2月5日第16号です。

この議会便りは12ページで構成されており、
12月議会の代表質問や一般質問や各委員会のうごき等で構成されています。
そこで目に留まったのが最後のページの「12月定例会で審議した議案」です。

平成20年度東近江市一般会計補正予算をトップに28の議案が並んでおり、全部が可決されており、その殆どが全員賛成での可決です。
それはまぁ良しとして、その28の可決された議案の下に請願4号が並んでいて、これが賛成少数で不採択となっていた。
その請願の内容の詳細はわからないが、件名からだいたいの内容は推察できます。

何故これが賛成少数であったのか?殆どの議員が反対だということですが、どうして反対したのだろうとその真意を聞いて見たいという思いが湧いてきた。

たんなる請願一つに何言ってんの?と言われるかもしれませんが、こういうところに議員の姿勢がしっかりとわかるのではと思うのです。

可決された28の議案の内24が全員賛成で可決からは、議員みたい誰がなってもええやん、というふうにも思えます。

せっかく発行されている議会便りには、賛成少数で不採択になったものや可決されても賛成多数のものについては、その議案に賛成した議員と反対した議員の氏名を載せて欲しいと思う。あわせてそれぞれの意見を付加して。

最後に今回気になった請願の件名を書いておきます。

汚染米」の食用への転用事件の全容解明と徹底回収、外米(ミニマムアクセス米)の輸入中止を求めることに関する請願書

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