無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

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2008年9月18日木曜日

事故米の不正転売について

事故米不正転売というのがよいのか?偽装転売というのがよいのか?
結構この問題はワイドショー向けの格好のソースとなっています。

最初「事故米」と聞いて、ジコマイ?何!?という感じ。

あぁそう、米のこと、へーぇ。

事故にあった米って、
ほぉーっ、
人間だけや無しに米も事故に遭うかいな。えらい災難や。

普通、事故っちゅうのは不可抗力により生じたもので、
予期せずに人や物などに損傷や損害を与える出来事のことを云う。
故意に損害を起こすことは事件というんや。

マスゴミの報道からみても事故米と違うやろ、事件米がほんまのところや。

そして、あえて事件米というけど、
事件米の生じた根本の問題がどこにあるのかというようなことは、
騒がしいワイドショーやマスゴミからは聞くことはない、
というより、そこまで国民の意識が届かないような扱いをやって
ほとぼりを冷ますといういつもどおりの流れ。アホくさ。

丁度秋の収穫時期を向かえ、
丹精込めて作った無農薬米の新米を待っていてくれる人に届けるという、
米を作る農家の最高の時に、しょうもないニュースや。

一応、自分が思うところの、この事件の責任の所在ランキングを以下に書いてみた。


1位.輸入義務ない米をさもWTOの取り決めで絶対に輸入義務があるという対応で腐った米や汚染された米を輸入し続ける政府及び与党・自公。

2位.同じように、政府の広報機関として、輸入義務のない米を絶対に輸入義務があるがごとく伝え、国民を洗脳してしまったマスゴミ。

3位.腐った米や汚染された米を突っ返さずに、平気で国内に流通させている農水省。事件発覚後は保身ばかりの官僚。

4位.儲かることなら国や国民のことはお構い無しの商社。腐った米や汚染された米を買ってきて、国に売った責任は一切取ることはない。

5位.やっとここで三笠フーズなどの国内の流通業者がランクイン。


そして最後になるけど、それを買った会社や消費者にもその責任の一部は有る。

こう書くと批判もあるやろうけど、現代社会そして資本主義はそういうものなんや。

偽装や不正は暴かれない限り、偽装とも云わないし、不正とも云われない。

そこのところをしっかりと認識しておくことが、ババを掴むリスクを少なくしてくれるということですわ。

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2008年9月15日月曜日

来年の無農薬米作りに向けて


収穫作業も順調に進んで、早稲の刈り取りは本日終了しました。

収穫作業の籾摺りで出る籾殻の処分は結構大変です。
作業場が自分の田んぼの隣にある農家では直接籾摺り機から自分の田んぼに籾殻を放り出し、
それを燃やして処分が一番簡単です。
それが不可能な場合は、田んぼに持っていって燃やすか、散布することになります。

我が家では、この籾殻を有効に使うべく、その年に発生する籾殻全量を1枚の田んぼに均一に散布します。
籾殻は良質な土作り資材でこれを活用しないなんて手は有りません。

一般的にされているような、わざわざお金を出して鉄鋼所の産業廃棄物を土作りだと称して散布するようなバカなことはしません。

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