無農薬の米作りを楽しむ百姓の『和して同ぜず』

無農薬栽培の米作りに取り組む百姓の気まぐれブログです。
ムッチャランダムに書いてます。

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2009年6月26日金曜日

散々な草取り

巨大胚芽米「はいいぶき」を植えた田んぼ。

昨年もコナギがびっしりと生えたが、やっぱり今年もびっしり。

日に日に暑くなってくるので、

「もうどうにでもなってくれ」と思い、

放っておいたが、

田んぼへ行く度にどうしても気になるので、

今年は使わずに済むかと思っていた除草機を引っ張り出してきた。



やり始めるとエンジンの調子が悪く、20m程いくとエンスト。

僅かな田んぼで調子さえ良ければ30分程度で出来るものが、

結局1時間掛かって半分でやめてしまった。

家に持ち帰りキャブレターをオーバーホールしてもう一度。

何とか出来たが・・・、

だいぶ大きくなってからなので、気休め程度だろう。


こんなことだったらもう少し早くやっていたらよかったと

後悔した今日この頃でした。

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2009年6月25日木曜日

播種してから1週間目の大豆

今日で播種してから丁度1週間目。

田んぼ全体を眺めてみると、うっすらと大豆の芽がすじ状に見えてきた。

近寄って見ると、こんな感じ。



あと数日で発芽する種は殆どが出揃うだろう。

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2009年6月23日火曜日

無農薬の雑草対策も今年はこれでおわり。

今日は、今期最後のカモ乗りをした。

田んぼはグアイの田。

グアイ対策として
代掻きの2度がけ(1回目と2回目の期間を1ヶ月程度空ける)を実施し始めて、
今年で3年目となる。

今回は2回目の代掻きをしている時に浮き上がるグアイが少なくなったように感じていたので、
やはりこの時期になると、結構グアイが目立ってくる。

除草機をかける前。


除草機が通過後



いつもよりうまくグアイが土の中に埋められている。

今年は今までと違い、1回目の代掻きをする前に米ぬかを散布してみた。

その効果か、田んぼの表面のトロトロ層が多くなってこのようになったのだろうと思う。



うまくいったところもあれば、こんなところも。



これは藻が発生して、それが除草機に押され、苗の上に乗ってしまったところで、

こうなるのを見ると精神面で落ち込んでしまう。

出来るだけ見ないようにして通過するのみだ。

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2009年6月18日木曜日

無農薬で栽培する大豆の播種をした。

昨日予定していた大豆の播種を一日遅れで行った。



当初の予定では今日の田んぼ1枚だけで大豆栽培に取り組む予定だったが、

播種を終えると、

みんな欲が出てきたのか、

隣の田んぼも借りられたらやってみようということになった。

一人でやるとなるととても無理だが、


チーム川原のメンバーでワイワイとやれば意外と楽に出来るだろうと思う。

結局、この田んぼには、4品種の大豆を播種した。


綺麗に発芽することを祈ろう。

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2009年6月17日水曜日

昨日の雹には思ったより大きな被害を受けた。

朝から全ての田んぼを見に回ったら、

こんな具合ですわ。



これから分けつを増やしていこうかという矢先のことで結構痛い。

しかし、天災だけに誰にも文句も言えず、

また、なすすべも無いので見守るだけ。


畑を見に行くと、見るも無残なサトイモ。



茄子もこんな具合。



何とか持ち直してくれることを祈ろう。

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2009年6月16日火曜日

木酢液で無農薬の大豆を作ろう

明日予定している大豆の播種作業のため、

今日は大豆播種機のセッティングと種子の消毒を行った。

種子の消毒といっても、
もちろん無農薬栽培なので農薬は使いません。

木酢液の原液を種の表面に塗布するようにします。
それを風乾するだけです。

木酢液の有機酸により殺菌効果を狙っています。

写真は風乾しているところです。



今までは全くなにもせずに播種していたが、
今回の大豆栽培は自分だけと違い、
チーム川原としての取り組みになるので、
何らかの対応をしようということで、
木酢液を使ってみた。

さて効果の程は・・・。

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2009年6月15日月曜日

今年はチーム川原で無農薬大豆

昨日、麦が刈り取られるのを待って、チーム川原の大豆栽培が始動した。


今までは個人で自家用に無農薬栽培で大豆を作っていたが、

今年は地域を何とか盛り上げようと集まった有志のグループ「チーム川原」で大豆栽培を取り組むことになったので、自分もその一員としてやることになった。

大豆栽培が始動といっても、種播きの前段階の作業です。

先ず、刈り取られた麦わらの後始末。

半分近くは地域の人に畑のたたき用としてもらってもらう。

余った分は大豆の播種に邪魔になるので燃やす。

それを終えてから、

元肥を散布。

そして軽く全耕。

トラクター2台で行ったので早く終えることが出来た。



その日の作業はこれにて終了。

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2009年6月12日金曜日

カモになって草取りしてます

やってます。



カモになった気分です。



無農薬で、田植後は無肥料で栽培しているので
只でさえ収量がすくないのに、
田んぼの枕地は除草機の旋回に車輪で踏み込んでしまうし、
ちょっと左右にぶれたりすると、苗が埋もれてしまっったりと、
承知していることとは言え、精神衛生上あまり良くない作業です。

我が家の無農薬のお米を待っていてくれるお客さんから頂く、
励ましや期待のメールに癒されながら、
もう少しの間カモに乗ります。

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2009年6月11日木曜日

一人生えの山芋を移植した。

今日はカモに乗るのを止めて、山芋を移植した。

8年ほど前に亡き親父が植えていた山芋が未だにムカゴこぼれて一人生えしている。

草だらけの畑の畝にいくつも見つけることが出来る。



せっかく親父が植えたものが残っているので、別のところに移植しようと思い立った。

丁度畑の一部に一昨年別の田んぼの土を運土していて、ここに移植をすれば周りが田んぼで、多少の雨でも冠水することもない。

結局、20株ほど移植した。



まだ残っているが、結構大きく成長しているものはそのまま残しておくことにした。

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2009年6月10日水曜日

「もっと米を買え」 と、アメリカがまた難癖。

米の減反見直しが注目されているが、アメリカがまた難癖をつけている記事を見つけた。こういう記事が共産党のしんぶん赤旗からしか聞こえてこないことがおかしい。

記事は、食料自給や食の安全など、国民の生活や命に直結する内容のもので黙って聞き流すようなもので無いと思う。
こういうことを取り上げないことをみても、もう日本の他のメディアや報道機関は殆ど脳死状態といっても良いだろう。

しんぶん赤旗のネット記事より以下引用。
米政府 日本にコメ輸入圧力“米粉調製品をもっと”

 米国政府が日本政府にさまざまな形態でコメ輸入を拡大するよう、圧力をかけていたことが米国政府発表の「外国貿易障壁報告書」でわかりました。

 「報告書」の2007、08、09年版によると、米国は日本の輸入米の検査が「厳しく」、「米国の費用を法外に増やしている」と批判。ミニマムアクセス(輸入機会の提供)米の一部を日本国内で米粉(こめこ)にし、販売しているため、米国からの米粉調製品の「輸入を阻害」「輸入量が減少」しているなどと指摘。ミニマムアクセス米を米粉用に売却していた従来の制度を廃止するよう求めていました。

 このミニマムアクセス米を米粉用に売却する制度は「輸入米粉調製品振替需要充当制度」とよばれます。「年間10万トン前後輸入される米粉調製品の輸入を減らすために、1996年に創設された」(農水省消費流通課)といいます。05年には米粉用に売却するミニマムアクセス米の量を年間4万トンから同6万トンに拡充しています。

 しかし、米国政府のしつような圧力に屈した形で、日本政府・農水省は昨年11月から、この制度を全廃(昨年10月31日付の同省総合食料局長通知)。この結果、年間10万トン前後輸入されている米粉調製品は、さらに年間6万トン程度増加するおそれが出てきました。

 また「報告書」は、「年間77万トンの輸入割り当ていっぱいにミニマムアクセス米を輸入すべき」だと日本政府に求めています。

解説 食の安全脅かす

米通商代表部(USTR)が毎年春、大統領などに提出する「外国貿易障壁報告書」の記述は、日本の食料主権を踏みにじり、食の安心・安全を脅かすものです。

 同報告書が輸入増大を要求する米粉調製品は、厳密な食品安全検査はしていません。実施されているのは、厚生労働省の検疫所検査だけです。実際、米粉調製品からは、この間も相次いで食品衛生法違反の農薬などが見つかっています。

 一方、米国が「法外な費用がかかる」と不当な批判をするミニマムアクセス米の検査は、検疫所検査に加え、農水省と輸入商社との契約書に基づき、輸入商社の負担による「自主検査」が課せられています。

 それでもミニマムアクセス米は昨年、汚染米事件を起こし、その後もカビ発見やカビ毒検出が相次いでいます。このため農水省は今年2月から、さらに厳格なカビ毒検査を実施しています。

 米粉調製品もミニマムアクセス米も、日本国民の食料として安全上不適切だということが、ますます明らかになっているのです。

 米粉調製品とミニマムアクセス米の輸入拡大という米国の不当な圧力を受け入れる日本の政治の抜本的転換が求められています。(今田真人)

 ※【米粉調製品】コメを粉状にし、その中に15%以上のでんぷんや砂糖を混ぜて輸入するもの。ミニマムアクセス米の枠以外に輸入する米粉には高関税(枠外税率)がかかりますが、「調製品」にすれば関税が15分の1程度に下がる制度です。汚染米の輸入ルートの一つにもなっています。

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2009年6月6日土曜日

「減反見直し、自民が政権公約に盛り込まず」やって。クソか!!

「減反見直し、自民が政権公約に盛り込まず」やって。

自民が言っている減反見直し自体、本当のところでは日本の農業をつぶす方にしか考えていないんやから話にならんけど、言い出したことをマニフェストに謳わないということは選挙のことしか考えてぇへんということや。

殆どの議員は政治家やのうて政治屋やということや。

ほんま、クソやでぇ!!


減反見直し、自民が政権公約に盛り込まず

2009年6月6日3時1分
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 石破農水相が検討を公言してきたコメの生産調整(減反)見直しについて、自民党は次の総選挙の政権公約(マニフェスト)に盛り込まない方針を固めた。米価維持を最重視して減反政策の継続を唱える農林族の意向を受け入れた。政府の経済財政改革の基本方針「骨太の方針09」でも見送られる方向だ。

 厚生労働省分割や世襲制限に続き、麻生政権の政策決定の迷走ぶりを露呈した。

 石破農水相は昨年秋に就任した後、減反政策で米価維持を図る従来の農政の転換を検討。減反に加わるかどうかを農家の判断に任せ、減反に参加した農家には所得補償をする「減反選択制」の導入を目指してきた。税金を所得補償につぎ込む代わりに、コメの買い支え政策をやめて米価を下げることで、消費者にも利益を還元する狙いがあった。

 麻生首相は石破氏を農政改革担当相にも任命し支援。各省担当者による農政改革特命チームや経済財政諮問会議を舞台に議論を進め、月内にまとめる「骨太」に反映させ、自民党の政権公約にも盛り込むことを目指してきた。

 しかし、自民党の支持団体である農協は、米価が下がるとコメ販売手数料などの収入減につながるため反発。米価維持にこだわる農林族の加藤紘一元幹事長や谷津義男元農水相ら幹部が減反選択制を盛り込むべきではないと強く主張。党執行部は総選挙前に対立が表面化することは得策ではないとの判断に傾いた。党側の情勢を踏まえ、石破農水相は農政改革が議題となった3日の経済財政諮問会議で減反選択制には踏み込まなかった。

 09年度補正予算には水田を活用した米粉米や飼料米の生産に交付金を出したり、減反協力農家の転作を補助したりする支援策が盛り込まれている。自民党はこうした支援策を政権公約の農業政策の柱として民主党の戸別所得補償制度に対抗する考えだが、惨敗した07年参院選の対立構図と大差はなく、農家の支持を得られるか不透明だ。

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