散々な今日の稲刈り
日曜日の天気は雨模様ということを聞いたので、
明日から晩生を刈り始めようと思っていたところを今日から始めた。
午後から2反の田んぼを刈り終え、次の田んぼにへ。
この田んぼは排水が悪く、初めて作った年の刈り取りにコンバインを入れることが出来ず、
泣かされた経験があり、
その後はどの田んぼよりも丁寧な溝切りをするように心がけ、
それ以後、何とかコンバインが動くような条件を維持することが出来ていた。
しかし、どうしても田んぼの入口部分が低く、水はけが悪い上に、入水口が近くにあるので、
毎年冷や汗タラタラでコンバインに乗らなければならないほどぬかるんでいる。
そんな田んぼなので、
今年の春先に田んぼの高低均しをし、
その低かった入口のところに土を寄せ、その甲斐もあって9月の上旬に足を踏み入れた時は十分な硬さになっていた。
そして今日。
田んぼに着くなり、??
「何で今頃用水路に水が流れてんの?」
猛暑から一転秋になり、それとともに雨も頻繁に降り始め、それも一旦降ると結構まとまった雨量も気になるところ。
一抹の不安が頭によぎる。
そんな不安を振り切り、コンバインを田んぼに乗り入れていく。
「おっ、ええ感じ。」
いつならもっと深くクローラーが土に沈み込み、
それとともに不安がこみ上げてくるのですが、
何のことはない、やっぱり春先にやった高低均しが効いてるんやなぁ。
ご機嫌で刈り出したのも床の間、いやいや、束の間。
水路沿いの枕地を刈り取っていく。
そして方向転換のためのスペースを作るために斜めに切り取ろうとバックすると、
なんかやけに前が沈み込むなぁ、と思いながらも、次に前進に切替て、機体を左に向けようとする。
「なんやねん。」
左に向けようとステアリングすると右のクローラーが土にめり込んで動かないではありませんか。
これはえらいこっちゃ、と思いながらも前進バックを数回試み、何とか少しずつでも方向転換を試みるが全くダメ。
これ以上やって下手こくとレッカーを呼ぶ羽目になる。
深みに嵌ってしまう前にと、
幸いとなりの田んぼが刈り取りを済ませているので、そちらからトラクターで引っ張って何とか脱出完了。
1時間を要した。
写真は脱出した直後。
順調に借り出したものの、またもや事件発生。
籾を積む軽トラが田んぼにずり落ちてしまう。
またもやトラクターを持ってきて牽引。
しかし重たすぎてトラクターがスリップ。それもそのはず、1トン以上の籾ですから。
仕方なく300キロほどをかき出して、引き上げに成功した時には夜7時を回っていた。
散々な刈取の一日でした。
ラベル: 農作業
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